八重子のハミング
陽 信孝
自らがんと闘い、アルツハイマーの妻を11年間介護している夫。迫りくる死の影を見据えつつ、残された日々を共に歩む姿から、闘病、介護、そして夫婦愛を浮き彫りにする。
これは現代の『智恵子抄』である。