はやぶさ新八御用帳
(3)又右衛門の女房
平岩 弓枝
恋人お鯉との宿命の再会、 そして彼女は根岸肥前守の奥仕えとなる。
表題作のほか七篇に南町奉行の内与力・隼新八郎の魅力が横溢する。 シリーズ第三作。ますます脂の乗った平岩弓枝の筆が冴える。